シチュエーションごとに使う機能を紹介する前に、押さえておきたい基本機能をいくつかまとめて紹介した方がよいことに気が付きました。
不要になったブロックを消したり、何度も使いたいブロックをコピーしたりといった操作をチェックしておきましょう。
ブロックを切り離す
つなげたブロックを途中から切り離したいときは、切り離したいブロックをドラッグします、するとそこから下のブロックがまとめて離れます。
ブロックを間に挟む
ブロックは後から間に挟むこともできます。ブロックをドラッグして挟みたい位置に近づけると、白い線が表示されるのでドロップします。すると間に配置されます。
不要なブロックを捨てる
不要なブロックは、ブロックパレットにドラッグすると削除できます。
また右クリックから削除もできます。この場合、削除したい部分の一番上のブロックを右クリックして、「削除」をクリックします。するとその下のブロックがまとめてなくなります。
ブロックの削除を取り消す
間違えたブロックを消してしまったなど、ブロックの削除を取り消したいときは、「編集」をクリックして「削除の取り消し」を選ぶと復活します。
ただしこの操作で戻せるのは直前に削除したブロックだけです。
ブロックをコピーする
同じような指示を何度も使いたいときは、ブロックをコピーすると手間が省けます。
複製を開始したいブロックを右クリックして、「複製」を選ぶとその下のブロックが複製されます。
ステージの真ん中にキャラを戻す
ステージの中央は、X座標、Y座標ともに0になります。ブロックパレットの「X座標を0にする」をクリックすると、左右の中央に移動します。
さらに「y座標を0にする」をクリックすると、上下の中央に移動します。端に行ってしまったスプライトを素早く真ん中に戻したいときに便利です。
プログラムを止める
「ずっと繰り返す」指示を出したときなど、プログラムを止めたいのに止まらない…というときは、画面の上の方にある赤い丸をクリックすると止まります。
繰り返しに便利なブロックもある
上図のブロックは、10歩移動して端にぶつかったら跳ね返るを「ずっと」繰り返す指示を出した状態です。
繰り返しの回数が多い場合、このようなブロックで対応できるようになっています。これも追って説明していきたいです。
ファイルをコピーする
作ったアプリとは別に、似たようなアプリを作りたい場合、ファイルをコピーして使うと便利です。画面上部の「ファイル」をクリックして「コピーを保存」を選択しましょう。
するとファイル名に「Copy」と表示されます。これで元のファイルとは別のファイルになりました。
ファイル名を変更してもOKです。
ここで紹介した操作は、どれも頻繁に使うものです。このページをブックマークするなどして、ぜひ覚えてください(^_^)