初心者OK!こどもプログラミング入門(Scratch)

子ども向けプログラミング学習の定番「Scratch」の使い方。我が子(小学1年)の初挑戦記録付き。

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子どもも、初心者の方もわかりやすいよう、できるだけかんたんな言葉を使ったパソコン使い方ブログも始めました。学校の発表に利用されることも多いパワーポイントの使い方から、大人にも子どもにも役立つパソコンの使い方をいろいろ紹介予定です。プログラミング以外にも、パソコンを便利に活用しましょう。

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子どもウケにはコレ!ネコにセリフをプラス

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好きな言葉でセリフを付けよう

Scratchでキャラクターにセリフを付ける方法を見ていきましょう。今回は、ネコにセリフを言わせてみます。

動きを付ける!ネコを歩かせてみよう」の記事で作った単純に横に移動するだけのネコでも、「まてー!」と言いながら移動するのと、「しゅっぱーつ!」と言って移動するのでは、まったく別のシチュエーションが作りだせるように、この操作を覚えるだけで作れるものの幅がグンと広がります。

プログラミングを始めたばかりの子どもが、「簡単な操作だけで出来た感を味わう」にはもってこいだと思うので、早いタイミングで試しておきます。

 

セリフ用のブロックをドラッグする

さっそく設定していきましょう。中央のパレットの「スクリプト」タブで「見た目」をクリックして、話すためのブロックをドラッグします。今回は「Helloと2秒言う」のブロックにしました。

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話すだけならこれでOKです。配置したブロックをクリックして指示を実行してみると、セリフが表示されます。

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セリフと表示時間を変える

セリフと表示時間は、自由に変更できます。

それぞれのブロックの内容が表示されている欄をダブルクリックし、好きなように変更しましょう。

ここではセリフを「しゅっぱーつ」にして、秒数を「1秒言う」にしました。

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もう一度ブロックをクリックして実行すると、ちゃんと「しゅっぱーつ!」と言っているのが確認できます。

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心の声バージョンの吹き出しもある 

「Hmmと2秒考える」のブロックを使うと、下の図のようにもくもくとした吹き出しになり、心の声を表すこともできます。使い方はセリフのブロックと同じです。

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移動と組み合わせてみよう

 「●歩移動する」のブロックと、セリフ用のブロックを組み合わせて使ってみましょう。どちらも単純なブロックなので、やりたいことが上から順番に並ぶようにつなげればOKです。

以下の図は、セリフ → 移動 → 心の声 という具合につなげ、吹き出しの内容、移動の幅をそれぞれ調整した状態です。

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実行してみると、このようになります。

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プラスアルファで向きの変え方もチェック!

上の画面の指示に、傘を取りに引き返すシチュエーションをプラスしてみます。

まずは中央のブロックパレットの「スクリプト」の「動き」から、「90度に向ける」を追加します。このブロックの向きを「-90度」に変更すると、くるりと反対側を向きます。

さらに反対側に移動するように、「20歩動かす」のブロックを追加して、歩数を「220」に変更。

最後にもう一つセリフを付けました。以下の図が最終的な状態です。

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これで実行してみると…

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動きとセリフが自分の考えた通りに合わせられる感じが、なかなか楽しい!!

ごく基本的なブロックを単に並べるだけなので、低学年でもすぐにできるレベルなんですが、オリジナルのお話を作りの雰囲気が味わえます。

プログラミング初挑戦の子どもに興味を持ってもらう第一歩としては、これでも十分役立ちますよ。

向きを元に戻すには

上の指示を実行したことで、最後の画像のようにネコが反対を向いてしまいました。この向きを直すには、画面中央のブロックパレット上で「90度に向ける」ブロックをクリックすればOKです。

 

次回は移動の仕方をもう少しパージョンアップさせ、トコトコと歩いているように見せる方法を紹介します。

何もしない時間を作る「○秒待つ」ブロックと、同じ指示を何度もさせるのに便利な「○回繰り返す」ブロックを使います。どちらも活用度の高い便利なブロックです。

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