簡単操作でプログラミングができる
Scartch(スクラッチ)は、米国のマサチューセッツ工科大学が作った子ども向けのプログラミングツールです。
下がその画面ですが、自分が行っているプログラミングが画面上で見える状態で操作することがわかります。「ビジュアルプログラミングツール」などと言われるこうしたツールは、子どもでも簡単な操作でプログラミングを楽しめるのが最大の特徴です。
自作のゲームを世界に公開など、ハマれば奥は深い
簡単操作のツールとは言え、しっかりと使いこなせば、かなり凝ったゲームなども作ることができるのもScartchの魅力の一つです。
Scartch(スクラッチ)のサイトでは、いろいろな人が作ったプログラムを見ることができるので、「どんなものが作れるのかな?」と興味がある方はチェックしてみるのがおススメです。
また、アカウントを作成すれば、自分が作ったプログラムを世界中に公開することもでき、楽しさもより広がります。子どものやる気を刺激するこうした仕組みで、夢中なって遊んでいるうちにプログラミング的思考が育つのが嬉しいところです。
このブログでもScartchを使用
このブログでは、ブラウザを使って利用できる「Scartch」を使って、子ども向けプログラミング学習に挑戦しています。
同じように使いやすい子ども向けのプログラミングツールは他にもいくつかあり、特に文科省の作った「プログラミン」とは、どちらを使ってみようかと迷ったのですが、以下の理由で最初はScartchにしてみました。
●プログラムの指示の表示順がScartch(上から順に表示)の方が分かりやすいし一般的である
●プログラミンは、Scartchを参考に作ったツールだそうなので、元となっているScartchが使えれば、後でプログラミンを使う機会があっても自然に馴染めそうと思った
●用意されているキャラクターなどの絵の雰囲気が、我が子に好まれそうな気がする
いずれもそう大きな理由ではないのですが、用意されているキャラクターの好みは、子どもがどれだけハマるかにかなり影響しそうなので、意外と重要な気がします。
少し慣れれば、自分で書いたキャラクターや撮った写真を使ってプログラミングすることもできますが、そこまで辿り着く前の食いつきは良いに越したことはないので(^_^;)
本ブログで使用しているScratchを使うにはパソコンが必要ですが、タブレットで利用できるプログラミングツールもあります。
たとえばScratch Jr(スクラッチジュニア)もその一つです。Scratchに比べるとできることは少なく、対象年齢もやや低めですが、プログラミングの概念に触れることはできます。
英語のアプリですが、ほとんどが絵で構成されているので、子どもなら違和感なく使えると思います。対象を選んで動きなどの指示をくっつけるという使い方の大きな流れは、Scratchと同じです。