パソコンとネット環境があればOK
Scartch(スクラッチ)を使うのに必要なものをチェックしておきましょう。普段ホームページを見ているパソコンがあれば、それでたいてい大丈夫です。
一度Scartchのサイトにアクセスしてみて、不足しているものがあるとのエラーが出たらインストールすればよい…くらいの気持ちで始められます。
●パソコン(Windows、MacどちらでもOK)
●インターネットへの接続
●ブラウザ
たいていのブラウザに対応しているので、普段使っているもので大丈夫です。もしもブラウザのバージョンが古いなどのエラーが出たら、画面の指示を見てブラウザをバージョンアップさせましょう。
●Adobe Flash Player
これもアプリなのですが、最初からパソコンに入っていることも多いです。単体で使用することは少ないので「自分のパソコンにあるかわからない…」という場合は、ブラウザを起動し、Scartchのサイトを表示して、画面上部の「作る」を押してみましょう。「作る」の画面が問題なく表示されれば、Adobe Flash Playerが入っています。
反対にAdobe Flash Playerがないとのエラーが表示されたときは、画面の指示に従ってダウンロード・インストール(無料)しましょう。無料で配布されていて、Adobeのwebサイトからダウンロードすることもできます。
親の知識はなくてもなんとかなる
プログラミング学習に際し、親の手助けが必須と言えるのはごく最初の部分だけです。あとは自分で試行錯誤して作っていけば、充実度や素敵さはさておき、何かしらのプログラムにはなっていきます。
その試行錯誤こそがプログラミング的思考の育成に役立つわけなので、親が手助けしない(できない)環境は、むしろ望ましいという意見もあるのです。
インターネットにつながるという点には要注意!
インターネットに接続しているパソコンを使わせるということには注意が必要です。怪しいサイトにアクセスしてしまった、知らないうちに課金されるサービスを使ってしまっなどのトラブルに合わないように親の対策が必要な点は、子どもに自分のスマホを貸す場合と同じです。
●リビングなど親の目が届く範囲でやらせて見張る
●パソコンに子ども専用のユーザーを作り、アクセスできるウェブサイトを制限しておく
などの対策はしっかり講じておきましょう。
なお、本ブログでは、ブラウザを使ってインターネットに接続したままで利用するタイプのScratchを使っていますが、インターネットにつながなくても使えるオフライン用のScratchもあります。
オフライン用のScratchを使えば、子どもだけで利用するときはインターネットへの接続は切った状態で使わせるということもできます。オンライン版、オフライン版それぞれのメリット・デメリットを見て選択しましょう。
【オンライン版】
〇 ブラウザがあればよいので、新たにアプリをインストールする手間は不要
× インターネットにつないだままでしか使えない
【オフライン版】
〇 インターネットを切断しても使える
× オフライン版Scratchをパソコンにインストールする必要がある
オフライン版のScratchを使う場合は、こちらからダウンロードできます。
パソコンを安く買うならここもチェック
スマホやタブレットで事足りる場合も多く、自宅にパソコンがない。とにかくパソコンを安く手に入れたい!というときは、WordやExcelなどのOfficeが搭載されていないパソコンも選択肢に入れてみるのも一つの手です。
オフィスが最初から付いているものといないものでは、数万単位で値段が変わります。Office代は意外と高いので(^_^;)
ここ数年、年単位で契約して常に最新のOfficeを使うタイプの販売方法も出てきたことで、Officeが入っていないパソコンはたくさんラインナップされていて選択肢はかなり豊富です。
店頭にない場合でも、webでオーダーできるタイプのパソコンは、国内メーカーでもたいていOfficeの有り無しが選べます。
WordやExcelはあればもちろん便利ではありますが、もらった書類を開きたい、ちょっとだけ手直ししたいといった程度であれば、無料で使えるオンライン版のOfficeでもかなり対応できますよ。
また、パソコンは買わずにプログラミングを試してみたい…という場合は、スマホ用のツールをチェックしてみるのもいいですね(詳しくはコチラのコラムをご覧ください)。