高評価の理由は自分なりの工夫
プログラミングがすっかり気に入り、母が夕飯の支度をしている時間を自分のプログラミングタイムにしたがるP子。DSタイムを削ってまでプログラミングをするほどの気に入りようです。
見た目もスクリプトもかなりシンプル
そんな彼女曰く
今までの中で1番いいと思う!
という今回のプログラムがこちら。
ものすごいシンプルです(^_^;)
スクリプトももちろんシンプル。ネコのスクリプトはこれだけです。
これだけ見ると娘が気に入っている理由がわかりにくいのですが、このプログラム、実はこうです。
元は別の動物と車のスプライトを組み合わせて、車に乗っているように見せてます。さらに車のスプライトの色の変更方法を自ら発見して、2種類の車にしています。
背景を入れる/スプライトを増やす/それぞれのスプライトに指示を出す/指示を開始するタイミングを揃えるという、これまで自分がマスターしたことのすべてを組み合わせたからこそ実現できたこのシチュエーション。
それを思いついたこと、本当に車に乗っているかのような自然な仕上がりにできたことが、彼女を満足させている模様。
背景での経験が活きた色の変更
今回P子が使用したスプライトの色の変更は、以前の記事で紹介したブロックを使って変化させるものとは違います。
背景への書き込みと同じように、お絵かきソフト的な機能を使って色変更をしているので、車のスクリプトはどちらもこのようにシンプル。
この色の変更方法は教えたわけではないのですが、背景に書き込みができることを覚えていた彼女が、スプライト選択時に出た同様の画面で色変えにチャレンジ。いろいろと試しているうちに、塗りつぶしの色を変えることに成功してました。
このスプライトの色の編集方法も、今度記事にしようと思います。
難点はやはり手動での位置調整
このようにお気に入りのプログラムですが、唯一難点なのは車を自動で戻せないこと。
一度スクリプトを実行し、車が前進してしまったら、手動でドラッグしてもとに戻すしかありません。
ネコと犬それぞれがちゃんと車に乗っているように見えることはもちろん、
車が水に入らないようにしなきゃ!
という彼女なりのこだわりがあり、やけに慎重に戻しているので、何度も連続で動かすのは意外に大変なプログラムだったりします。
Scratch(スクラッチ)では、Y座標とX座標を使ってスプライトの位置を指定できるのですが、この方法をP子はまだ知らないのですよね(^_^;)
P子が作っている簡単なプログラム程度であればなくてもなんとかなりますが、ゲーム系のアプリなどを作るには不可欠な機能だと思うので、スプライトの位置の指定の仕方についても近々記事にしてみる予定です。