挑戦者のスペックは「普通」だらけ
子どもが実際にプログラムに挑戦する様子も載せたい!という当初の予定通り、娘をScratchに挑戦させてみることに。
白羽の矢が立ったのは、2009年生まれ(現在小1)の次女P子(仮名)
勉強全般のでき = 普通
算数のでき = 普通
運動能力 = 普通
暗算はすごくできて…とか、記憶力はすごくて…とか、パズルや将棋はすごくて…とかは一切なしの、ごく普通の7歳。
好きなものは、シルバニアと工作とポケモンと飛び森です(^_^;)
デジタル機器の使用履歴はというと、iPadは遊びにもわりと利用、パソコンは英会話教室でお絵かきソフトをやった程度。
ごく基本知識のみでとりあえずスタート!
私が使っているのを見ていて、Scratch自体には興味深々だった娘。「もう少ししたらP子もやっていいよ」と言ってあったので、やる気は満々!
説明を書いたブログを見せて、「やってどうぞ!」と言うだけではまだ無理な年齢なので、これまでの記事で書いた「ネコの動かし方」「セリフ」「トコトコ歩かせる」を教えてスタート。
ブロックの移動の仕方、歩数などの指定方法はあっという間に覚え、自らドラッグ。
とは言っても「待つ」ブロックを入れてネコをトコトコ歩かせるのはやはりややハードルが高かったので、その時にやり方を説明。
秒数を調節して歩く速度を決めるのは自分でやってました。
そしてできた作品がコチラ。
命名「にゃこたろう」
トコトコ歩きながらネコが自己紹介し、「ばいばい」と言った後は猛ダッシュでいなくなる。というのが彼女の希望したストーリーで、使ったブロックはこんな具合です。
最後の猛ダッシュで画面外までネコを移動させるための歩数も自ら調節。「100…120…」と、何度か試すもののなかなか遠くへいかず。
すごく大きくすればいいんだ!
と、いきなり1000投入。彼女が書ける一番大きな数なのでしょう(^_^;)
本当はもっと小さい数値でもOKだと思いますが、1000で思い通りの動きになり本人は満足の様子。
荒涼とした山頂はどこから?
彼女の作品に大きなインパクトを与えている背景。
これの使い方はまだブログの記事ではやっていなかったのですが、今後のために…と母がテストで作っていたプログラムを盗み見していたらしいP子が
わたしのも背景いれたい!
と言うので、背景の選択方法を教えてやったところ、なんでだかこんな荒涼とした山の上(?)のような背景を入れる。もっと可愛いらしいイラストなどもあったのに、選択基準は不明です。
さらに背景の選択時に横に表示されていた書き込み用の画面に目ざとく反応。
お絵かきできるのある~♪
と言いながら、「にゃー」と書いてました…。
何度も書き直した、娘渾身の「にゃー」を入れて、とりあえず第一回のプログラミングは終了。
「遊んでいるうちにすごいプログラミングを作った!」的な奇跡の予感はまったくない船出ですが、本人曰く楽しかったそう。
また続きをやると言っているので、キャラを増やしたりする方法も追々教えてみようと思います。
そして次の記事では、娘がフライングで入れた背景の入れ方を紹介予定です。