初心者OK!こどもプログラミング入門(Scratch)

子ども向けプログラミング学習の定番「Scratch」の使い方。我が子(小学1年)の初挑戦記録付き。

小学校で必修化、プログラミングは何歳からできるのかを考える

 

2020年の小学校での必修化を受け、注目が高まる子どものプログラミング学習。 

このような本を書店で見かけることも増え、「我が子にもプログラミングを始めさせたい…」と考えた時、「さて、プログラミングは何歳から始めればいいのか?」という疑問にぶつかる人も多いのではないでしょうか?

かくいう私も気になり、少し調べてみることに。

 

 

小学何年生から? 園児もOK? 

 「小学校で必修化」と一口に言っても、1年生と6年生ではかなり大きな差があります。また、入学前など小さな頃から親しんだ方がいいのか、あまり早くからやらせ過ぎてもよくないのかも、親としては気になるところです。

 

文科省の想定は何年生? 教員向け参考資料をチェック

必修化を決めた文科省は、何年生で学ぶことを想定しているのか?文科省のwebさいとで公表されている「プログラミング教育実践ガイド」を見てみました。

初頭中等教育段階におけるプログラミング教育を推進するために、児童生徒の発達段階に応じたプログラムに関する学習の事例を収集し、教員向けの指導に役立つ参考資料を作成しました

というこのガイドには、「1年生からのプログラミング体験」なる事例があり。

 

この事例の「児童の変容や児童の感想」を記した箇所には、子どもたちの興味関心が高かったことや子どもたちの前向きな感想が書かれていますし、1年生でプログラミングをすることは、「早すぎてよくない」ということはなさそうです。

 

大手幼児教室が未就学児へのプログラミング教育開始

さらに小学館が展開している幼児教室「ドラキッズ」は、2017年2月より順次、未就学児の子どもを対象にしたプログラミングカリキュラムを取り入れることを発表しています。

「年少~年長の子どもを対象」とし、「楽しく遊びながら思考力を伸ばすことができる」となっているので、3、4歳の子どもでもプログラミングを学ぶのは早すぎるという認識は、一般的にはないのだろうと思われます。

このドラキッズで使っているのは、「ソビーゴ」というツールで、本物とそっくりの形のブロックに、可愛い動物などの絵が描かれたものをつなげていきます。

【ソビーゴサイト】

遊びごころで未来をつくる プログラミング体験 ソビーゴ

 

子どものプログラミングには、どのツールを使えばいいの?

次に子ども向けプログラミングツールの定番「Scratch(スクラッチ)」を含む、無料で使えるいくつかのツールの対象年齢をチェックしてみます。

  • Scratch     8歳~16歳
  • Scratch Jr    5歳~7歳
  • プログラミン 特に記載はなし

プログラミンは明確な記載はないものの、見た目の雰囲気的にScratchより対象年齢高いということはなさそうです。

 

幼稚園の年中、年長世代の5歳~が対象となっているアプリもあり、この点から見ても小学校入学前からプログラミングをすることに問題はないということがうかがえますね。

 

1年生レベルの漢字が読めるか読めないかが分かれ目?

対象年齢の目安はある各ツールですが、先日プログラミングを始めた我が子(7歳)は、いきなりScratchからスタートして問題なく楽しめています。対象年齢にこだわりすぎる必要はなく、試しに触らせてみて、「我が子が使いこなせそうか、興味を持ちそうか」で判断すれば良いと思います。

 

そうは言ってもやはりある程度の選択の目安を…と思うときは、文字を読む力がそのカギになりそうです。

ちなみにこちらは、前出のソビーゴ(対象:園児)、Scratch Jr(対象5~8歳)、Scratch(対象8歳~)の各ブロックです。

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こうして見ると、8歳~が対象の「Scratch」と、園児も対象となる「Scratch Jr」や「ソビーゴ」の対象年齢を分けている最大のポイントは、「字が読めなくても使えるか」だということがわかります。

 

7歳でもScratchに抵抗がない我が子場合、ブロックに書かれた文字を「機能を使う際の判断材料」にできている様子がうかがえます。 

まだまだ読めない漢字も多い一年生ですが、送り仮名など読める部分から、ブロック名や機能を推察したり、記憶したりはしている模様。ひらがな、カタカナ、一年生レベルの漢字が読めるのであれば、「ブロックに文字を使わず絵だけで判断できる」という点はそこまで重要ではないようです。

  

1人でできる世代は忙しくなる世代でもある

未就学児や低学年でも、子どもがやる気を見せればプログラミングを始めることに問題はなさそうなことはわかりましたが、「自分1人で始められるか否か」はまた別問題です。

 

対象年齢の低いツールでも、1年生には手助けが必要

対象年齢が「5歳から」のScratch Jrであっても、未就学児や低学年が使う際には、初めの何回かは誰かしらが手助けすることは避けられないのが実際のところ。手助けする誰かしらになる可能性の高い親にとっては、ここが何より大きなポイントかもしれません。

一方4年生程度になると、自分で説明を読み、子ども向けのプログラミングツールを使い始めることはできるでしょう。さまざまな理解度も増すこの年齢になっていれば、プログラミング学習もはかどりそうでもありますが、高学年ともなると習い事や勉強で忙しさの増す子が増えるという問題があります。

「試行錯誤しながら好きなプログラムを作る」時間を快く見守り続けるのは、ちょっと難しい年齢になるような…いうのが、高学年の子も持つ親の実感です。

 

失敗の繰り返しを“楽しめるゆとり”がある時が学び時?

現在の詰め込み型学習が変わるという「2020年の大学入試改革」に向け、自ら思考して問題解決を図る力の向上が期待できることは、近年のプログラミング学習人気を支える理由の一つです。

小学校でプログラミングを学ぶ目的も、プログラムのスキルを身に付けることではなく、プログラミング的思考の育成のためであると文科省が示しています。

そのために大切なのが、「失敗をして解決策を考える」というプロセスだそうで、作ったプログラムが思うように動かないという「失敗を繰り返す」ことは、むしろ必要な要素だと言います。

しかしながら、「勉強しなさいよ」「片付けしなさいよ」の声に素直な反応が得られなくなった高学年の我が子と格闘する日々で、「失敗を繰り返し、何一つ前に進んでない(ように見える)」プログラミング作業を見守るのは、親にとってはなかなかの精神修行となる予感がします…。

 

子どもが興味を示すことが大前提ではありますが、まだ時間にゆとりがあり、園児ほど親が付きっ切りでなくても操作できる低学年からスタートすると、親子ともに「楽しみながら」プログラミングを学ぶことができるのではないでしょうか。

本ブログで紹介している「Scratchの基本」程度のことが理解できれば、最初は十分楽しめるので、親が少し手助けすれば、自宅でプログラミングの学習を始めることは意外と簡単です。

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